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(文献紹介7)ジェルネイルによるかぶれ ― お客さんにも、施術する人にも

  • natsuko-saito
  • 10 時間前
  • 読了時間: 2分

Morse B. Acrylate Allergic Contact Dermatitis Among Manicure Consumers and Professionals. Nurs Womens Health 2026;30(2):148-157.

ジェルネイルやスカルプチュアに使われる「アクリレート」という成分によるかぶれが増えています。ネイルを楽しむ人にも、施術する側のネイリストにも起こります。

【硬化が不十分だと、かぶれやすくなります】

アクリレートは、ライトを当てて固めることで安全な状態になります。逆にいえば、固まりきっていないと、未反応の成分が皮膚に触れてかぶれの原因になります。

同じジェルネイルでも、製品や施術のやり方によってリスクは同じではありません。

【爪が浮いてくることがあります】

よくみられる症状のひとつが、爪甲剥離(そうこうはくり)です。爪が下の皮膚から浮いてしまう状態で、痛みを伴い、治るまでに時間がかかります。

指先や爪の周りの皮膚に、赤み・かゆみ・皮むけが出ることもあります。原因がネイルだと気づかれず、長引くことも少なくありません。

【ネイリストはさらに注意が必要です】

施術する側は、曝露する時間がはるかに長くなります。しかも、小規模なサロンでは職場の保護対策が十分でないことも多いのが実情です。

一度アクリレートに感作されると、その後は微量でも症状が出るようになります。仕事を続けられなくなることもあるため、症状が軽いうちの対処が大切です。

【治療は「避けること」が中心です】

いったんかぶれるようになると、薬で体質が戻ることはありません。原因となる成分を避けるしかありません。

ただし、アクリレートにもいくつか種類があり、どれに反応しているかはパッチテストで調べられます。避けるべきものがはっきりすれば、別の方法でネイルを楽しめる場合もあります。

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