手袋は、天然ゴムやニトリルゴム、クロロプレンゴムなどを材料とするゴム手袋と、ポリ塩化ビニルやポリエチレンなどを材料とするプラスチック手袋に大別される。
(感作されやすい職業)
プラスチック手袋はゴム手袋に比べるとアレルギー性接触皮膚炎の報告は少ないが、主婦のほか、農業、清掃業、調理師、食品加工業などでの接触皮膚炎の報告がある。
(アレルゲン)
報告が多いのは、アジピン酸ポリエステル、ジオクチル錫ビスと続く。
(検査)
これらのアレルゲンはパッチテストパネルには含まれないため、使っている手袋そのものを貼り付けるパッチテストで判定する。
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