上記の接触皮膚炎の原因となりやすいのは、人工爪を作るための樹脂に多い。
症状:指の腹、指先に過角化、亀裂、痒みのある水疱、紅斑、落屑。
揮発性が高い物質であるメタクリル酸モノマーでは、airbone contact dermatitisとなって、顔面に紅斑を生じる場合もある。
感作されたネイリストがメタクリルレジンを用いた歯科治療をうけると、口囲・口唇炎、歯肉炎が引き起こされる可能性がある。
アクリル樹脂であり、その中の成分である2-HEMA(2-hydroxyethyl methacrylate)に接触皮膚炎を起こしている場合が多いが、EGDMA (ethylene glycol dimethacrylate) が妖精となることもあり、注意が必要である。
また、その他、爪の表面をふくエタノールやイソプロパノールなどの有機溶剤、研磨剤などによって皮膚炎をおこすこともあり注意が必要である。
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